アイテムを選ぶ

転写プリントが変わります!

公開日:
2021/12/09

転写プリントが新しくなります。
近年急速に普及しつつある新しい転写の機械を導入します。
この転写のプリント方法は、DTF(Direct To Film)と呼ばれています。

プリントの手順は下記の通りです。
1 専用のインクジェットプリンターでPETフィルムに反転したデザインをCMYKの4色カラーでプリントします。
2 プリントされたデザインの上にホワイトインクをプリントします。
3 デザイン部分にホットメルトパウダー(接着のり)を振りかけます。
4 熱処理をしてホットメルトパウダーを一旦溶かし、定着させます。
これで転写シートの出来上がりです。
5 ヒートプレス幾で生地に熱圧着してPETフィルムを剥がします。
以上で完成です。

従来の転写シートは、トナー転写と呼ばれる方式で、この方式では白いシートにコピー機で印刷し、何らかの方法でデザインの形に型抜きをして生地にプリントする方法でした。デザインの形に型抜きするのが一手間掛かる作業で、四角の写真をプリントするとしても、四角に沿ってシートの余白を切り取る必要があります。
新しいDTFプリントでは、型抜きの必要がなく、文字や写真など自由なデザインでプリントでき、シルクスクリーン印刷のように色数を気にする事もありません。
料金も多色のシルクスクリーン印刷やインクジェットプリント、カッティングシートより安くできます。

継続的に追加注文をする色数の少ないプリントはシルクスクリーン印刷がおすすめです。注文枚数が少ない、色数が多い、写真を使っている場合などは転写プリントがおすすめです。どちらがよいか分からないときはお問い合わせください。ご注文内容に適したプリント方法をご提案いたします。

新しい転写プリントは、綿・ポリエステル・ナイロン(撥水生地 防水生地不可)などほとんどの製品にプリントできます。
キャップ、トートバッグ、エプロンなどもOKです。1枚ごとに違う名入れや背番号などにも適しています。

では、インクジェットプリントと比べてどちらが良いでしょうか?
インクジェットプリントも近年急速に普及したプリント方法で、Tシャツなどの生地に直接インクジェットマシンでプリントします。
転写のDTF(Direct To Film)に対し、こちらはDTG(Direct To Garment)(Garment=衣服)と呼ばれています。
白い生地にはホワイトインクを使わずCMYKの4色でプリントし、白以外のカラー生地には下地にホワイトインクをプリントしたあとCMYKをプリントします。ただ、ホワイトインクをプリントする前に前処理剤という薬品を塗布する必要があります。前処理剤はホワイトインクが生地の中に沈んでしまわないように生地表面に膜を作るために必要なものです。前処理剤を塗布したあとヒートプレス機で前処理剤の乾燥と生地をならす作業を行うため、生地にプレス跡が残ります。(プレス跡は洗濯すれば消えます)白生地はホワイトインクや前処理剤を使わないため、CMYKインクが生地に染み込み、染め物のような柔らかい仕上がりになります。その反面、くっきりとした仕上がりではなく若干ボケた感じになります。
インクジェットプリントは基本的に綿製品にしかプリントができません。ポリエステル素材のドライTシャツやナイロンジャンパーにはプリントできません。さらにインクジェットプリントはインク代が非常に高額なため、プリント料金も高くなっています。
このようなインクジェットプリントの欠点を克服しているのがDTF転写プリントです。

転写プリントやインクジェットプリントはプリンターで出力するため、金銀や蛍光色などの特色はプリントできません。特色を使いたい場合はシルクスクリーン印刷やカッティングシート(1色プリントのみ・細かいデザイン不可)をお選びください。

新しい転写プリントの受注開始は、年末から年明け頃を予定しています。

発送日めやす

デザイン決定から7営業日以内に発送!

  • デザイン決定日
  • 発送日
  • デザインが決定した日から起算となります。
  • 土日祝日は店休日となります。
  • ご注文の内容や数量などにより、通常より納期をいただく場合があります。

プリントサービスについて

プリント方法別のお見積りを確認できます

見積りシミュレーション

事前にアイテムを確認したい方はこちら

アイテムのサンプルを請求

Tシャツの商品カタログをご希望の方

商品カタログ希望

当サイトのご利用にあたって

オリジナルTシャツの作成について